心地よい音楽
- Satomi Kondo
- 2015年12月30日
- 読了時間: 2分

今年、2015年は素晴らしいコンサートを通して、感銘を受けると共に活力をいただいた1年でした。
特に大好きなピアニストのマリア・ジョアン・ピリスと初めて演奏を聴くチェリストのアントニオ・メネセスの
コンサート、そして日本人ピアニスト 伊藤恵さんのコンサートでは心がホッとする心地よい不思議な感覚を味わうことのできたコンサートでした。
マリア・ジョアン・ピリスとアントニオ・メネセスのコンサートではデュオはもちろん、それぞれのソロ、
ピリスのベートーヴェン ピアノソナタ、アントニオ・メネセスの
バッハ 無伴奏チェロ組曲の演奏は素晴らしく、また、伊藤恵さんのシューベルトソナタでは涙腺が。。。
どの演奏家にも共通していたのは
自然体な演奏で慈しむ音にあふれ、音楽にひきこまれて演奏家と聴き手が一体となる空間であったこと。
私自身が目指すところの演奏であり、夢のような充実した一夜でした。
そして11月、12月はバロックの月。
こちらは小さな教会でのパイプオルガンコンサートと大きなホールでのパイプオルガンと声楽のコンサート。
対照的な場所でのコンサートでしたが、どちらもバロックの魅力がたっぷり詰まったコンサートでした!!
小さな教会でのコンサートではなんと、ワイマールでのオルガンの教授、Matthias Dreissig先生が来日。
先生に初めてお会いしました。
少しお話をさせていただきましたが、とても優しいお人柄の先生で久しぶりにワイマールの空気感、
幸せなエネルギーを届けていただけた気がしました!!
2016年は自分自身に内在しているものが音楽で表現できるように、
そして、未来を楽しみに生徒さんたちと共に飛躍していける1年でありたいなと思っています。
今年は音楽以外のところでも多くの方たちとあたらしい出会いがあり、本当にお世話になりました。
関わってくださったすべての方々に心から感謝いたします。
ありがとうございました。
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